ボリビア・ニュートン=ジョン

自由の掴み方

2013.07.05(金)

4月から久しぶりにちゃんとしたサラリーマンをしております。相変わらず飲食です。仕事中は制服ですが社員はスーツ出勤という、妙にキッチリした会社です。休みもキッチリしてます飲食業やのに夏休冬休まで存在します。給与はそない多くはないですが、飲食業の中ではかなりのホワイト企業なのかも知れません。店舗のアルバイトさんが社員にしてくれーて言うて社員になる人がほとんどで、外部からの採用は久しぶりらしい。よく入れたな俺。そして勤務初日からスーツに風呂敷で出勤してみました。

勤務2日目、前日は休みやった先輩社員にご挨拶。

先輩
「あ、おはよう。はじめましてー。ソリアですー」
おれ
「おぉぉ、は、ハジメマシテ、Walkerです。昨日からです。よろしくお願いしますぅー」
先輩
「って風呂敷て!w」
おれ
「便利ですよ?荷物の量が変わっても平気平気。」
先輩
「そうじゃなーくーてー」
おれ
「ダメな感じですか?」
先輩
「うちの会社キッチリしてるからなぁ。どうなんやろ。怒られるんちゃうかなぁ。」
おれ
「本社行く時はカバンで行きますやん。あーでも慣れたら風呂敷で平気で行くかも知れませんけどねぇ。」
先輩
「それはどうなんやろ?」
おれ
「フォーマルじゃないって意味です?でも弁護士が出廷する時て大概スーツに風呂敷ですよね。裁判に出れて本社に行かれへんわけない思うんすけどねぇ。」
先輩
「えー変なのー」
おれ
「どっちにしろ本社に風呂敷で乗り込むときは、この唐草模様はやめときますw」
先輩
「それはー… そうねw」
おれ
「ちなみにこの唐草模様、めっちゃ探したんすよ。近所の子供にもドロボーや!て好評なんすよwww」
先輩
「wwそれは好評なん?w」

先輩さんからすれば忠告してあげたって自覚なんでしょうけども。外部からオッサンが中途入社って時点で警戒されてたんでしょうかね。警戒は言い過ぎか。どちらにしろ異質なモノが入り込んだので気を張ってる部分はあったんでしょう。しかも入ってきたのが予想を上回る異質っぷり。そら忠告もしたくなります。

ですが。俺の風呂敷を認めたくないのは本人やのに、本社はどうやろう?という責任放棄。飲食店で騒ぐ子供に、「店員さんに怒られるから止めなさい」言うてる親と同じ理屈です。ハッキリと、「私はアカンと思う」て言うのも勇気のいることでしょうけど、でもそう言ってくれない以上、店舗に出勤する場合は俺は自由ってことになっちゃいます。そういう隙を突いてしまうのが俺の悪いところでもあるんですが、こういう自由の掴み方も俺の人生。

さらに俺が弁護士ネタに話を逸らしたら、「変なのー」と逃げられました。言われた瞬間、理解の許容量超えてもぉた。飛ばし過ぎた!とは思ったんですが、敢えて相手の許容範囲を大幅に飛び越えて理解させずに放置してもらうのが俺。こういう自由の掴み方もまた俺の人生。

ほんで俺の風呂敷出勤も毎日見てりゃ慣れます。まもなく今の会社での社員会議に俺がデビューするんですが、「風呂敷で行ったらええねん。ツッコまれるとは思うけど。」言うてはりました。

俺は褒められて伸びるタイプじゃないんです。放置されるほどイキイキするタイプなんです。


「女優」と書いて「アクトレス」と読む(こともある)。